けんせつる
リバース工法って、ケーシングで孔の壁を守るの?
場所打ち杭の工法が混ざる…
この問題の要点
2級土木施工管理技士 平成26年度 No.10。テーマは場所打ちコンクリート杭工法と主な機材の組合せで、適当でないものを選ぶ問題です。
正解は選択肢4。リバースサーキュレーション工法は、スタンドパイプと泥水で孔壁を保護します。
正解は選択肢4。リバースサーキュレーション工法は、スタンドパイプと泥水(静水圧)で孔壁を保護する工法で、ケーシングは使いません。
この設問は、場所打ちコンクリート杭工法と主な機材の組合せから、適当でないものを1つ選ぶ形式です。工法ごとの孔壁の守り方がポイントになります。各工法の基礎は、場所打ち杭工法のページで図とあわせて確認できます。
① オールケーシング工法(適当):オールケーシング工法は、ハンマグラブで掘削し、ケーシングチューブで孔壁を保護します。これは正しい組合せです。
② 深礎工法(適当):深礎工法は、掘削機械(人力を含む)で掘り、土留め材で孔壁を保護します。これは正しい組合せです。
③ アースドリル工法(適当):アースドリル工法は、アースドリル(回転バケット)で掘削し、安定液で孔壁を保護します(孔の表層部にはケーシングを用います)。これは正しい組合せです。
④ リバースサーキュレーション工法(適当でない=正解):リバースサーキュレーション工法の機材を「削孔機、ケーシング」とした組合せは誤りです。リバース工法は、スタンドパイプを建て、孔の中を泥水で満たして、その水の圧力(静水圧)で孔壁を保護します。ケーシングは使いません。
場所打ち杭でつまずいたら、用語の解説で基礎を固めると確実です。オールケーシング・アースドリル・リバース・深礎の孔壁保護は上のリンク、既製杭との違いは既製杭の施工のページにまとめています。
平成26年度 No.10 の正解は選択肢4で、リバースサーキュレーション工法の機材の組合せが誤りでした。
リバース工法は、スタンドパイプと泥水で孔壁を保護するのが要点です。
工法名と孔壁の保護方法の組合せが、過去問でよく問われます。
出典
※ 問題文は全文転載せず、要点を要約して扱っています。正答の判断は、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして確認しています。
※ この記事の確認日:2026年6月
このサイトについて
なぜ選択肢4が正解(誤り)か
孔壁の保護にケーシングを使うかどうかがポイントです。
リバースサーキュレーション工法の孔壁の保護を「ケーシング」とするのは誤りです。リバース工法は、スタンドパイプと泥水の圧力で孔壁を保護します。ケーシングチューブで孔壁を保護するのはオールケーシング工法です。