編集部
打撃工法で打込みを一休みすると、再開は楽?大変?答えは大変になります。この問題はそこが正解の決め手です。
この問題の要点
2級土木施工管理技士 平成26年度(後期)No.9。テーマは既製杭の施工で、適当でないものを選ぶ問題です。
正解は選択肢?。打撃工法で打込みを一時休止すると、打込みは困難になります。
この問題は、既製杭を地盤に入れる工法(打撃工法・中掘り杭工法)の知識を問うものです。各選択肢の正誤を順に見ていきます。
正解は?。打撃工法で打込みを一時休止すると、時間の経過とともに打込みは困難になります(容易になる、は誤り)。
この設問は、既製杭の施工に関する記述から、適当でないものを1つ選ぶ形式です。打撃工法と中掘り杭工法の特徴がポイントになります。工法そのものの基礎は、既製杭の施工のページで図とあわせて確認できます。
? 中掘り杭工法の沈設方法(適当):中掘り杭工法には、掘削と同時に杭体を回転させながら圧入する方法があります。これは正しい記述です。
? 打撃工法の一時休止(適当でない=正解):打込みを途中で一時休止すると、時間の経過とともに打込みが「容易になる」とした記述は誤りです。実際は、杭の周りの摩擦が回復し、打込みの再開はしにくくなります。
? 打撃工法の打込み精度(適当):打撃工法の打込み精度は、杭を立てる建込みの精度に大きく左右されます。これは正しい記述です。
? 中掘り杭工法の先端処理(適当):中掘り杭工法の先端処理には、最終打撃方式・セメントミルク噴出かくはん方式・コンクリート打設方式があります。これは正しい記述です。
この問題でつまずいたら、用語の解説ページで基礎を固めると確実です。打込み杭工法・埋込み杭工法の全体像は既製杭の施工のページ(上のリンク)、基礎の種類(直接基礎と杭基礎)は基礎の種類のページにまとめています。
平成26年度 No.9 の正解は?で、打撃工法の打込みの一時休止に関する記述が誤りでした。
一時休止すると周りの摩擦が回復し、打込みの再開はしにくくなるのが要点です。
同じ論点が、年度を変えて繰り返し問われています。
出典
※ 問題文は全文転載せず、要点を要約して扱っています。正答の判断は、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして確認しています。
※ この記事の確認日:2026年6月
なぜ?が正解(誤り)か
打込みの一時休止は、再開のしやすさがポイントです。
「一時休止すると時間の経過とともに打込みが容易になる」は誤りです。休止している間に杭の周りの摩擦が回復するため、打込みの再開はしにくくなります。一時休止は避けるのが原則です。