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【2級土木 平成27年度 No.4】土留めの破壊現象の過去問解説

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ヒービングは、砂の地盤?粘土の地盤?答えは軟らかい粘土の地盤です。ゆるい砂質土地盤と書くのが引っかけで、この問題の決め手です。

この問題の要点

2級土木施工管理技士 平成27年度 No.4。テーマは土留め掘削に伴う掘削底面の破壊現象で、適当でないものを選ぶ問題です。

正解は選択肢?。ヒービングは軟らかい粘性土地盤で起こる現象です。

この問題は、土留め掘削で掘削底面の安定が損なわれる現象(パイピング・盤ぶくれ・ヒービング・ボイリング)の知識を問うものです。各選択肢の正誤を順に見ていきます。

正解は?。ヒービングは軟らかい粘性土地盤を掘削する場合に起こる現象で、ゆるい砂質土地盤とする記述は誤りです。

出題のテーマ

この設問は、掘削底面の破壊現象に関する記述から、適当でないものを1つ選ぶ形式です。どの現象がどの地盤で起こるかがポイントになります。各現象の基礎は、土留めの破壊現象のページで図とあわせて確認できます。

選択肢ごとの正誤

? パイピング(適当):パイピングは、土の中の浸透水によって水みちができることで生じる、土粒子の移動現象です。これは正しい記述です。

? 盤ぶくれ(適当):盤ぶくれは、粘性土などの難透水性地盤の下に被圧帯水層がある場合に、被圧地下水によって掘削底面がふくれ上がる現象です。これは正しい記述です。

? ヒービング(適当でない=正解):ヒービングを「ゆるい砂質土地盤を掘削する場合に起こる」とした記述は誤りです。ヒービングは、軟らかい粘性土地盤で、掘削底面下の土の強度不足から掘削底面が隆起する現象です。

? ボイリング(適当):ボイリングは、砂質土地盤で掘削底面から水と土砂が湧き出して、掘削底面下の地盤が受働抵抗を失う現象です。これは正しい記述です。

なぜ?が正解(誤り)か

ヒービングが起こる地盤がポイントです。

ヒービングを「ゆるい砂質土地盤」で起こる現象とするのは誤りです。ヒービングは軟らかい粘性土地盤で起こります。砂質土地盤で水と土砂が湧き出すのはボイリングで、地盤の種類が入れ替わっています。

関連する用語の解説

破壊現象でつまずいたら、用語の解説で基礎を固めると確実です。ヒービング・ボイリング・盤ぶくれの違いは上のリンク、土留め壁の種類(親杭横矢板・鋼矢板)は土留め工のページにまとめています。

まとめ

平成27年度 No.4 の正解は?で、ヒービングが起こる地盤に関する記述が誤りでした。

ヒービングは軟らかい粘性土、ボイリングは砂質土で起こるのが要点です。

どの現象がどの地盤で起こるかが、過去問でよく問われます。

出典

  • 一般財団法人 全国建設研修センター 公表 過去問題(2級土木施工管理技術検定 平成27年度 No.4)

※ 問題文は全文転載せず、要点を要約して扱っています。正答の判断は、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして確認しています。

ゼロから学ぶ土木施工管理 編集部

この記事を書いた人

ゼロから学ぶ土木施工管理 編集部

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

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