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令和6年度(後期)2級土木施工管理技士 No.64を解説、車両系建設機械

令和6年度(2024年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期)No.64は、車両系建設機械を用いた作業において、事業者が行うべき事項に関する①〜④の記述のうち、労働安全衛生規則上、正しいものの数を選ぶ問題です。No.59〜No.66は基礎的な能力の必須問題なので、全問解答します。

この問題のポイント

①〜④の記述は、いずれも労働安全衛生規則が定める車両系建設機械の正しい取扱いです。運転位置から離れるときの措置、誘導者の合図、作業開始前の点検、乗車席以外への搭乗の禁止が、それぞれ条文どおりに書かれています。だから、正しいものの数は4つで、選択肢4が正解です。

※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢4(正しいものの数は4つ)

①〜④の正誤

記述正誤内容(労働安全衛生規則)
① 運転位置から離れるとき○ 正しいバケット等を地上に下ろし、原動機を止め、走行ブレーキをかける(逸走防止)
② 誘導者の合図○ 正しい一定の合図を定めて合図させ、運転者はその合図に従う
③ 作業開始前点検○ 正しいその日の作業開始前にブレーキ及びクラッチの機能を点検する
④ 乗車席以外への搭乗○ 正しい乗車席以外の箇所に労働者を乗せてはならない

4つがすべて正しい理由

①運転者が運転位置から離れるときは、バケット等の作業装置を地上に下ろし、原動機を止め、走行ブレーキをかけて、機械が勝手に動き出す(逸走する)のを防ぎます。②運転について誘導者を置くときは、一定の合図を定めて誘導者に合図させ、運転者はその合図に従います。

③その日の作業を開始する前に、ブレーキ及びクラッチの機能について点検します。④乗車席以外の箇所(バケットなど)に労働者を乗せてはいけません。①〜④はいずれも労働安全衛生規則の規定どおりで、4つすべてが正しい記述です。だから正しいものの数は4つ(選択肢4)です。

覚え方

  • 車両系建設機械で事業者が行うこと=①運転位置を離れるときはバケット下ろし・原動機停止・走行ブレーキ②誘導者の合図③作業開始前点検(ブレーキ・クラッチ)④乗車席以外に乗せない
  • 運転位置を離れる=逸走防止(バケット下ろす・原動機止める・ブレーキ)
  • 人はバケット等(乗車席以外)に乗せない

理解度チェック

問題:運転者が運転位置から離れるときは、バケット等を地上に下ろし、原動機を止め、走行ブレーキをかける。

〇か×か。

答え:

機械が勝手に動き出す(逸走する)のを防ぐため、バケット等を地上に下ろし、原動機を止め、走行ブレーキをかけます。

問題:車両系建設機械では、乗車席以外の箇所(バケット等)に労働者を乗せてもよい。

〇か×か。

答え:×

乗車席以外の箇所に労働者を乗せてはいけません。バケットなどに人を乗せるのは禁止です。

令和6年度(後期)2級土木施工管理技士 第一次検定 過去問解説 一覧へ

出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和6年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期・種別:土木) 問題」
  • 労働安全衛生規則(車両系建設機械=運転位置から離れる場合の措置/誘導者の合図/作業開始前点検/乗車席以外への搭乗の制限)/厚生労働省

※ 問題文は転載していません。条文の詳細は最新の労働安全衛生規則(e-Gov法令検索)・厚生労働省の資料等で確認してください。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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