令和6年度(2024年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)No.35は、上水道の管布設工に関する記述のうち、適当でないものを選ぶ問題です。4つのうち、適当でないものを1つ選びます。
管の布設は、原則として低所から高所に向けて行います。選択肢3は高所から低所に向けて行うとしていますが、向きが逆なので適当でありません。受口のある管は受口を高所に向けて配管します。布設の向きを取り違えないかが問われます。
新設管と既設埋設管との離れ、土留め工の切梁の水平間隔、鋼管の砂基礎による据付けは、いずれも適当です。適当でないのは選択肢3です。
※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢3(適当でない記述)
| 選択肢 | 適否 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 管の布設にあたっての新設管と既設埋設管との離れは、原則として30cm以上とする | 適当 | 互いの損傷を防ぐため所定の離れを確保する |
| 2 土留め工における切梁位置の水平間隔は、標準の間隔以内とする | 適当 | 切梁の水平間隔を標準内におさめて掘削を安全に保つ |
| 3 管の布設は、原則として高所から低所に向けて行う | 適当でない(正解) | 管の布設は原則として低所から高所に向けて行う(受口を高所に向ける) |
| 4 鋼管の据付けは、管体保護のため基礎に良質な砂を敷き均して行う | 適当 | 良質な砂を敷き均して管体を保護する |
正しくは、管の布設は原則として低い所から高い所へ向けて行います。選択肢3は「高所から低所に向けて行う」としていて、逆です。
低い所から高い所へ順に布設し、受口のある管は受口を高所に向けて配管します。こうすると継手が水の流れに逆らわず、施工中に管がずれにくくなります。管の布設は低所から高所へ、受口を高所に向けると押さえます。新設管と既設管の離れ・切梁の水平間隔・鋼管の砂基礎を述べた選択肢1・2・4は適当です。
問題:上水道の管の布設は、原則として高所から低所に向けて行う。
〇か×か。
答え:×
管の布設は原則として低所から高所に向けて行い、受口を高所に向けて配管します。
問題:鋼管の据付けは、管体保護のため基礎に良質な砂を敷き均して行う。
〇か×か。
答え:〇
良質な砂を敷き均して管体を保護します。適当な記述です。
出典・参考資料
※ 問題文は転載していません。管布設の詳細は最新の水道施設設計指針・仕様書で確認してください。
※ この記事の確認日:2026年7月
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