令和6年度(2024年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)No.60は、公共工事における施工体制台帳に関する文章中の4つの空所に当てはまる語句の組合せを選ぶ問題です。空所ア〜エに入る語句の正しい組合せを1つ選びます。
正しい組合せは、工期・発注者・工事関係者・施工体系図です。公共工事では施工体制台帳の写しを発注者に提出し、施工体系図は工事関係者及び公衆が見やすい場所に掲示します。写しの提出先を労働基準監督署、掲示先を所轄警察署、要約版を緊急連絡表と取り違えていないかが問われます。
※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢4(工期・発注者・工事関係者・施工体系図)
| 空所 | 当てはまる語句 | 解説 |
|---|---|---|
| ア(工事内容・□等を記載) | 工期 | 施工体制台帳は工事内容・工期等について記載する |
| イ(写しの提出先) | 発注者 | 公共工事では写しを発注者に提出する |
| ウ(掲示する場所) | 工事関係者 | 工事関係者及び公衆が見やすい場所に掲示する |
| エ(要約版) | 施工体系図 | 施工体制台帳の要約版ともいえるもの |
公共工事の施工体制台帳は、下請負人に関する事項を含め工事内容や工期等について記載します。そして、その写しを発注者に提出しなければなりません(労働基準監督署や所轄警察署ではありません)。これは公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律(入契法)による、公共工事に特有の義務です。
また、施工体系図は施工体制台帳の要約版ともいえるもので、工事関係者及び公衆が見やすい場所に掲示します。緊急連絡表ではありません。したがって、工期・発注者・工事関係者・施工体系図の組合せである選択肢4が適当です。工法・労働基準監督署・所轄警察署・緊急連絡表を含む選択肢1〜3は当てはまりません。
問題:公共工事では、施工体制台帳の写しを所轄の労働基準監督署に提出しなければならない。
〇か×か。
答え:×
公共工事では、施工体制台帳の写しを発注者に提出します。労働基準監督署ではありません(入契法)。
問題:施工体系図は、工事関係者及び公衆が見やすい場所に掲示しなければならない。
〇か×か。
答え:〇
公共工事では、施工体系図を工事関係者及び公衆が見やすい場所に掲示します。施工体系図は施工体制台帳の要約版ともいえるものです。
出典・参考資料
※ 問題文は転載していません。施工体制台帳・施工体系図の作成義務は、最新の建設業法・入契法で確認してください。
※ この記事の確認日:2026年7月
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