ゼロから学ぶ土木施工管理

ゼロから学ぶ土木施工管理
  1. HOME > 過去問解説 > 2級 > 令和6年度(前期) > No.65 ヒストグラムの読み取り

令和6年度(前期)2級土木施工管理技士 No.65を解説、ヒストグラムの読み取り

令和6年度(2024年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)No.65は、測定データ(整数)を整理したヒストグラムから読み取れる内容について、①〜④の記述のうち適当なもののみを全てあげている組合せを選ぶ問題です。

この問題のポイント

適当なものは②④で、①③が誤りです。総数は度数(各階級の個数)の合計で求め、この問題では30で正しく、平均値も正しく読み取れています。一方、最大値を10とした①と、範囲を示した③は、ヒストグラムから読み取れる値と一致しません。総数・最大値・範囲・平均値のそれぞれの読み取り方が問われます。

※ 問題文・図そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢2(②④)

各記述の適否

記述適否解説
① 最大値は10である適当でない最大値はヒストグラムの最も大きいデータで、10ではない
② 平均値の記述適当平均値=(各階級値×度数)の合計÷総数で読み取れる
③ 範囲の記述適当でない範囲=最大値−最小値で求めた値と一致しない
④ 総数は30である適当総数=各階級の度数の合計=30

記述①・③のポイント(ここが誤り)

ヒストグラムから読み取る基本の量は、次のように求めます。総数は各階級の度数(棒の高さ)の合計、最大値と最小値はデータが分布している両端、範囲は最大値−最小値、平均値は(各階級値×度数)の合計÷総数です。

この問題では、総数は度数の合計で30(④は適当)、平均値も上の式で読み取った値と一致します(②は適当)。一方、記述①の最大値10は、ヒストグラムで最も大きいデータの値と一致しません。また記述③の範囲は、最大値から最小値を引いた値と合いません。したがって適当なものは②④の組合せである選択肢2です。①③を含む選択肢1・3・4は当てはまりません。

覚え方

  • 総数=度数の合計/範囲=最大値−最小値/平均値=(各階級値×度数)÷総数
  • 最大値・最小値はヒストグラムのデータが分布している両端から読む
  • 総数は「棒の高さ(度数)」を全部たす(30になるかを確認)

理解度チェック

問題:ヒストグラムの範囲は、最大値に最小値を足して求める。

〇か×か。

答え:×

範囲は、最大値から最小値を引いて求めます(範囲=最大値−最小値)。足すのではありません。

問題:ヒストグラムの測定データの総数は、各階級の度数(棒の高さ)を合計して求める。

〇か×か。

答え:

総数は、各階級の度数を合計して求めます。この問題では合計が30です。

令和6年度(前期)2級土木施工管理技士 第一次検定 過去問解説 一覧へ

出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和6年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期・種別:土木) 問題」
  • ヒストグラムの基本(総数=度数の合計/範囲=最大値−最小値/平均値=各階級値×度数の合計÷総数/最大値・最小値はデータが分布する両端から読む)

※ 問題文・図は転載していません。ヒストグラムの各階級の値・度数は公式サイトの図で確認してください。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

過去問解説

よく学ばれる分野

このサイトについて

Topへ >>

  1. HOME > 過去問解説 > 2級 > 令和6年度(前期) > No.65 ヒストグラムの読み取り