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令和7年度(後期)2級土木施工管理技士 No.11を解説、コンクリートの配合

令和7年度(2025年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期)No.11は、コンクリートの配合に関する記述のうち、適当なものを選ぶ問題です。4つのうち、適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

細骨材率とは、全骨材量に対する細骨材量の絶対容積比を、百分率で表した値です。選択肢3はこの定義のとおりで適当です。

スランプと単位水量は、所要の性能が得られる範囲でできるだけ小さくします。水セメント比は、水とセメントの質量比です。選択肢1・2・4はこれらが逆または誤りです。適当なのは選択肢3です。

※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢3(適当な記述)

各選択肢の適否

選択肢適否解説
1 スランプは、所要の施工ができる範囲でできるだけ大きくする適当でないスランプはできるだけ小さくする
2 単位水量は、所要のワーカビリティーが得られる範囲でできるだけ大きくする適当でない単位水量はできるだけ小さくする
3 細骨材率とは、全骨材量に対する細骨材量の絶対容積比を百分率で表した値適当(正解)細骨材率の定義のとおり
4 水セメント比とは、水とセメントの絶対容積比を百分率で表した値適当でない水セメント比は質量比(絶対容積比ではない)

選択肢3のポイント(適当な記述)

細骨材率は、全骨材量に対する細骨材量の絶対容積比を、百分率で表した値です。砂(細骨材)と砂利・砕石(粗骨材)を合わせた全骨材のうち、細骨材が占める体積の割合を表します。

スランプと単位水量は、所要の施工性が得られる範囲でできるだけ小さくします。大きくすると、材料分離や乾燥収縮によるひび割れが増えるためです。水セメント比は、水とセメントの質量(重量)の比で、絶対容積比ではありません。これらから、適当な記述は選択肢3です。

覚え方

  • 細骨材率=全骨材に対する細骨材の絶対容積比の百分率
  • スランプ・単位水量は、所要の性能の範囲でできるだけ小さくする
  • 水セメント比=水とセメントの質量比(重量比)
  • 「大きくする」と書いてあれば、スランプ・単位水量は引っかけ

理解度チェック

問題:細骨材率とは、全骨材量に対する細骨材量の絶対容積比を百分率で表した値である。

〇か×か。

答え:

細骨材率の定義のとおりで、正しい記述です。

問題:スランプは、所要の施工ができる範囲でできるだけ大きくする。

〇か×か。

答え:×

スランプは、所要の施工ができる範囲でできるだけ小さくします。

令和7年度(後期)2級土木施工管理技士 第一次検定 過去問解説 一覧へ

出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期・種別:土木) 問題」
  • コンクリートの配合(細骨材率=全骨材に対する細骨材の絶対容積比の百分率、スランプ・単位水量は小さく、水セメント比=質量比):コンクリート標準示方書にもとづく

※ 問題文は転載していません。用語の定義は最新の示方書・便覧で確認してください。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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