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令和7年度 2級土木施工管理技士 No.51を解説、建設機械の機械名と性能表示

令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)No.51は、建設機械の機械名と、その能力を表す性能表示の組合せに関する問題です。4つの組合せのうち、最も適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

建設機械の性能表示は、その機械の主な働きを最もよく表す量を選びます。運ぶ・つる機械は荷重、地面をならす機械は幅、圧送する機械は毎時の量です。

正しい組合せは、コンクリートポンプ車の打込み能力[m³/h]です。単位を別の機械のものに付け替えた組合せが誤りになります。

※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢2(最も適当な組合せ)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
1×(誤り)コンクリートブレーカは質量[kg]で表す。動力[kW]は誤り
2○(正しい)コンクリートポンプ車は、1時間あたりの打込み能力[m³/h]で表す
3×(誤り)クレーンはつり上げ荷重[t]で表す。ブーム長[m]は誤り
4×(誤り)アスファルトフィニッシャは舗装幅[m]で表す。質量[t]は誤り

選択肢2のポイント(正しい組合せ)

コンクリートポンプ車は、生コンクリートを配管で圧送する機械です。その働きは1時間にどれだけ打ち込めるかで決まるので、性能は打込み能力[m³/h]で表します。

性能表示は、機械の主な働きを最もよく表す量を選ぶという考え方でそろっています。次のように対応します。

機械性能表示
コンクリートポンプ車打込み能力[m³/h]
クレーンつり上げ荷重[t]
アスファルトフィニッシャ舗装幅[m]
コンクリートブレーカ質量[kg]

選択肢1・3・4は、この対応の単位を別の機械のものに付け替えた誤りです。とくにクレーンをブーム長、フィニッシャを質量とする取り違えがねらわれます。質量で表すのはブレーカやローラで、フィニッシャではありません。

覚え方

  • ポンプ車=打込み能力[m³/h]、クレーン=つり上げ荷重[t]
  • アスファルトフィニッシャ=舗装幅[m](質量ではない)
  • コンクリートブレーカ=質量[kg](動力kWではない)
  • 機械の主な働きを表す量が性能表示。単位を別の機械に付け替える組合せが引っかけ

理解度チェック

問題:建設機械の性能表示で、クレーンはブーム長[m]で表す。

〇か×か。

答え:×

クレーンの性能表示はつり上げ荷重[t]です。ブーム長は作業半径ごとの能力を左右しますが、性能表示そのものではありません。

問題:コンクリートポンプ車の性能表示は、1時間あたりの打込み能力[m³/h]で表す。

〇か×か。

答え:

コンクリートポンプ車は、1時間あたりに圧送・打込みできる量である打込み能力[m³/h]で表します。

令和7年度 2級土木施工管理技士 第一次検定(前期)過去問解説 一覧へ

出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期) 問題」
  • 建設機械の性能表示(コンクリートポンプ車=打込み能力、クレーン=つり上げ荷重、アスファルトフィニッシャ=舗装幅、コンクリートブレーカ=質量):施工パッケージ型積算基準ほか

※ 問題文は転載していません。性能表示の区分は最新の積算基準・メーカー資料で確認してください。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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