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令和7年度 2級土木施工管理技士 No.59を解説、建設機械の作業と適当な記述の数

令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)No.59は、建設機械の作業に関する①〜④の記述のうち、適当なものの数を選ぶ問題です。選択肢1〜4はその個数を表し、適当なものがいくつあるかを答えます。

この問題のポイント

記述を1つずつ判定して、適当なものの数を数える問題です。似た用語の意味を取り違えていないかを確認します。

引っかかりやすいのは①です。建設機械の走行性はトラフィカビリティーで、ワーカビリティーは生コンの作業性です。②③④は適当なので、適当なものは3つになります。

※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢3(適当なものは3つ)

各記述の正誤

記述正誤解説
×(不適当)建設機械の走行性はトラフィカビリティー。ワーカビリティーは生コンの作業性
○(適当)リッパビリティーは、大型ブルドーザのリッパで岩を破砕できる程度を表す
○(適当)土工機械の作業能力は、時間当たりの平均作業量で表す
○(適当)ダンプトラックの作業効率は、沿道条件・路面状態・昼夜の別で変わる

記述①のポイント(ここが不適当)

①はワーカビリティーを建設機械の走行性としています。ワーカビリティーは、フレッシュコンクリート(生コン)の打込みや締固めのしやすさを表す作業性です。

建設機械の走行性は、ワーカビリティーではなくトラフィカビリティーです。トラフィカビリティーはコーン指数で判断し、値が大きいほど走行しやすくなります。

言葉が似ているワーカビリティー(生コン)とトラフィカビリティー(走行性)の取り違えが、①の誤りです。②③④は正しいので、適当なものは3つになります。

覚え方

  • 走行性=トラフィカビリティー(コーン指数)、生コンの作業性=ワーカビリティー
  • リッパビリティー=ブルドーザのリッパで岩を破砕できる程度(弾性波速度で判断)
  • 土工機械の作業能力=時間当たりの平均作業量
  • 似た「〜ビリティー」の意味の取り違えが引っかけ。適当なものは3つ

理解度チェック

問題:建設機械の走行性は、ワーカビリティーで表す。

〇か×か。

答え:×

建設機械の走行性はトラフィカビリティーで、コーン指数で判断します。ワーカビリティーは生コンの作業性です。

問題:リッパビリティーは、ブルドーザに取り付けたリッパで岩を破砕できる程度を表す。

〇か×か。

答え:

リッパビリティーは、大型ブルドーザのリッパで岩盤を破砕できる程度で、弾性波の速度で判別します。

令和7年度 2級土木施工管理技士 第一次検定(前期)過去問解説 一覧へ

出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期) 問題」
  • 建設機械の作業に関する用語(トラフィカビリティー=走行性・コーン指数、ワーカビリティー=生コンの作業性、リッパビリティー=岩盤破砕):道路土工要綱ほか

※ 問題文は転載していません。用語の定義は最新の要綱・便覧で確認してください。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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