ゼロから学ぶ土木施工管理

ゼロから学ぶ土木施工管理
  1. HOME > 過去問解説 > 2級 > 令和8年度(前期) > No.25 アスファルト舗装の施工

令和8年度 2級土木施工管理技士 No.25を解説、アスファルト舗装の施工

令和8年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)No.25は、道路のアスファルト舗装の施工に関する問題です。4つの記述のうち、最も適当でないものを1つ選びます。

この問題のポイント

アスファルト混合物を敷き均したあとは、ローラで締め固めて仕上げます。この締固めには決まった順序があり、まず継目を締める継目転圧から始めます。

締固めの順序は、継目転圧・初転圧・二次転圧・仕上げ転圧です。この問題は、継目転圧を初転圧の後に置いた順序を並べており、そこが誤りです。タックコートの散布量や敷均し温度、転圧温度の記述は正しい内容です。

※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢4(最も適当でない記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
1 タックコートの散布量は一般に0.3〜0.6 ℓ/m² が標準○(正しい)層と層を接着させるタックコートの標準散布量
2 敷均し時の混合物の温度は一般に110℃を下回らないようにする○(正しい)温度が下がると締固めがしにくくなる
3 転圧温度が高すぎるとヘアクラックや変形を起こすことがある○(正しい)高温すぎる転圧は表面の細かいひび割れや変形の原因
4 締固めは初転圧、二次転圧、継目転圧、仕上げ転圧の順で行う×(誤り)順序が誤り。継目転圧・初転圧・二次転圧・仕上げ転圧の順

選択肢4のポイント(ここが誤り)

締固めの順序は、継目転圧 → 初転圧 → 二次転圧 → 仕上げ転圧です。先に隣り合う舗装との継目を締めておき、そのあと全体を初転圧・二次転圧で締め固め、最後に仕上げ転圧でローラの跡を消します。

選択肢4は「初転圧、二次転圧、継目転圧、仕上げ転圧」と、継目転圧を初転圧のあとに置いています。継目転圧が最初なので、この順序は誤りです。

覚え方

  • 締固めの順=継目転圧→初転圧→二次転圧→仕上げ転圧
  • タックコートの散布量は 0.3〜0.6 ℓ/m²/敷均し温度は 110℃以上
  • 転圧温度が高すぎるとヘアクラックや変形が出る
  • 継目転圧が最初。順序を入れ替えた記述が引っかけ

理解度チェック

問題:アスファルト舗装の締固めは、初転圧、二次転圧、継目転圧、仕上げ転圧の順で行う。

〇か×か。

答え:×

継目転圧が最初です。継目転圧・初転圧・二次転圧・仕上げ転圧の順で行います。

問題:アスファルト混合物の敷均し時の温度は、一般に110℃を下回らないようにする。

〇か×か。

答え:

温度が下がると締固めがしにくくなるため、敷均し時は一般に110℃を下回らないようにします。

令和8年度 2級土木施工管理技士 第一次検定(前期)過去問解説 一覧へ

出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和8年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期) 問題」
  • アスファルト舗装の施工(締固めの順=継目転圧・初転圧・二次転圧・仕上げ転圧、タックコート0.3〜0.6 ℓ/m²、敷均し110℃以上):舗装施工の基本にもとづく

※ 問題文・図は転載していません。数値・手順は標準的な内容で、最新の便覧で確認してください。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

過去問解説

よく学ばれる分野

このサイトについて

Topへ >>

  1. HOME > 過去問解説 > 2級 > 令和8年度(前期) > No.25 アスファルト舗装の施工