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令和8年度 2級土木施工管理技士 No.43を解説、建築基準法(用語)

令和8年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)No.43は、建築基準法の用語に関する記述のうち、誤っているものを選ぶ問題です。4つのうち、誤っている記述を1つ選びます。

この問題のポイント

容積率とは、建築物の延べ面積の敷地面積に対する割合をいいます。選択肢1は「敷地面積の建築物の延べ面積に対する割合」となっていて、割合の分母と分子が入れ替わっています。

建築物・建築設備・建築の定義は、いずれも建築基準法第2条のとおりで正しい記述です。誤っているのは容積率の定義の選択肢1です。

※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢1(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
1 容積率とは、敷地面積の建築物の延べ面積に対する割合をいう誤り(正解)正しくは延べ面積の敷地面積に対する割合。分母と分子が逆
2 建築物とは、土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの等をいう正しい建築基準法第2条一号のとおり
3 建築設備とは、建築物に設ける電気・ガス・給排水・換気・昇降機・避雷針等をいう正しい建築基準法第2条三号のとおり
4 建築とは、建築物を新築し、増築し、改築し、又は移転することをいう正しい建築基準法第2条十三号のとおり

選択肢1のポイント(誤っている記述)

容積率は、敷地面積に対してどれだけの延べ面積の建物を建てられるかを示す割合です。式にすると延べ面積を敷地面積で割ったもので、「延べ面積の敷地面積に対する割合」が正しく、選択肢1は分母と分子が逆になっています。

似た用語の建蔽率は、敷地面積に対する建築面積の割合です。容積率は延べ面積、建蔽率は建築面積を使う点で分かれます。どちらも分子が敷地面積ではない点に注意します。

覚え方

  • 容積率=延べ面積 ÷ 敷地面積(延べ面積の敷地面積に対する割合)
  • 建蔽率=建築面積 ÷ 敷地面積。容積率は延べ面積、建蔽率は建築面積で分ける
  • 「敷地面積の〜に対する割合」と書いてあれば分母と分子が逆の引っかけ
  • 建築物・建築設備・建築の定義は建築基準法第2条のとおりで正しい

理解度チェック

問題:容積率とは、敷地面積の建築物の延べ面積に対する割合をいう。

〇か×か。

答え:×

正しくは延べ面積の敷地面積に対する割合です。分母と分子が逆になっています。

問題:建築とは、建築物を新築し、増築し、改築し、又は移転することをいう。

〇か×か。

答え:

建築基準法第2条十三号のとおりで、正しい記述です。

令和8年度 2級土木施工管理技士 第一次検定(前期)過去問解説 一覧へ

出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和8年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期) 問題」
  • 建築基準法(容積率=延べ面積の敷地面積に対する割合・第52条、用語の定義=第2条):e-Gov法令検索にもとづく

※ 問題文は転載していません。条文の内容は最新の法令で確認してください。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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