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令和8年度 2級土木施工管理技士 No.50を解説、もたれ式擁壁(名称と記号)

令和8年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)No.50は、切土法面に設置したもたれ式擁壁の断面図で、各部の「名称」と「記号」の表記が2つとも適当なものを選ぶ問題です。

この問題のポイント

もたれ式擁壁は、背面の切土法面にもたれかかるように設置する擁壁です。断面図では、擁壁の高さを表す擁壁高と、底部の版であるつま先版・かかと版が名称として問われます。

この問題では、擁壁高が記号H1、つま先版が記号B1で、選択肢1が2つとも適当な表記です。名称と記号が両方とも図と一致するのは選択肢1です。

※ 問題文・断面図そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢1(擁壁高 H1、つま先版 B1)

もたれ式擁壁の各部の名称

名称位置
擁壁高擁壁の底から天端までの高さ(この図では記号H1)
つま先版底版のうち、擁壁の前面(山側と反対)側に張り出す部分(この図では記号B1)
かかと版底版のうち、擁壁の背面(山側)側に張り出す部分

選択肢1のポイント(2つとも適当)

もたれ式擁壁の断面図で、擁壁高は記号H1、つま先版は記号B1と表され、選択肢1は名称と記号が2つとも図と一致します。擁壁高は擁壁の底から天端までの高さ、つま先版は底版のうち擁壁の前面側に張り出す部分です。

底版のうち背面(山側)側に張り出す部分はかかと版と呼びます。名称の「つま先版」と「かかと版」は擁壁のどちら側に張り出すかで分かれる点が、選び分けのポイントです。

覚え方

  • この図では 擁壁高=H1、つま先版=B1(選択肢1が2つとも適当)
  • 擁壁高=底から天端までの高さ
  • つま先版=前面側の張り出し、かかと版=背面(山側)の張り出し
  • もたれ式擁壁は背面の切土法面にもたれて支える形式

理解度チェック

問題:もたれ式擁壁で、底版のうち擁壁の前面側に張り出す部分をつま先版という。

〇か×か。

答え:

前面側に張り出す部分がつま先版、背面側がかかと版です。

問題:この断面図で、擁壁高の記号はH1、つま先版の記号はB1である。

〇か×か。

答え:

擁壁高H1・つま先版B1の組合せが2つとも適当で、選択肢1が正解です。

令和8年度 2級土木施工管理技士 第一次検定(前期)過去問解説 一覧へ

出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和8年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期) 問題」
  • もたれ式擁壁の各部名称(擁壁高、つま先版、かかと版):道路土工 擁壁工指針にもとづく

※ 問題文・断面図は転載していません。名称と記号は問題の図にもとづきます。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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