編集部
レイタンスは、品質に影響しない?影響する?答えは影響します(悪影響)。影響を及ぼさない、と書くのが引っかけで、この問題の決め手です。
この問題の要点
2級土木施工管理技士 平成26年度 No.8。テーマはフレッシュコンクリートで、適当でないものを選ぶ問題です。
正解は選択肢?。レイタンスは、強度や水密性に悪影響を及ぼす微細な物質です。
この問題は、まだ固まっていないコンクリート(フレッシュコンクリート)の用語を問うものです。各選択肢の正誤を順に見ていきます。
正解は?。レイタンスは、打継目の表面に浮き出る微細な物質で、強度や水密性に悪影響を及ぼします(影響を及ぼさない、は誤り)。
この設問は、フレッシュコンクリートに関する用語の説明から、適当でないものを1つ選ぶ形式です。スランプ・空気量・レイタンス・ブリーディングがポイントになります。スランプや空気量の基礎は、スランプ試験と空気量のページで確認できます。
? スランプ(適当):スランプは、フレッシュコンクリートの軟らかさの程度を示す指標の一つです。これは正しい記述です。
? 空気量(適当):空気量は、コンクリート中に含まれる量が増すほど、コンクリートの強度が低下します。これは正しい記述です。
? レイタンス(適当でない=正解):レイタンスを「強度や水密性に影響を及ぼさない微細な粒子」とした記述は誤りです。レイタンスは、ブリーディングに伴って表面に浮き出る微細な物質で、強度や水密性に悪影響を及ぼすため、打継目では取り除く必要があります。
? ブリーディング(適当):ブリーディングは、固体材料の沈降または分離によって、練混ぜ水の一部が遊離して上昇する現象です。これは正しい記述です。
フレッシュコンクリートでつまずいたら、用語の解説で基礎を固めると確実です。スランプ・空気量は上のリンク、レイタンスの除去(打重ね・打継)はコンクリートの打込み・締固めのページにまとめています。
平成26年度 No.8 の正解は?で、レイタンスの説明に関する記述が誤りでした。
レイタンスは、強度や水密性に悪影響を及ぼすのが要点です。
フレッシュコンクリートの用語の意味が、過去問でよく問われます。
出典
※ 問題文は全文転載せず、要点を要約して扱っています。正答の判断は、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして確認しています。
※ この記事の確認日:2026年6月
なぜ?が正解(誤り)か
レイタンスが品質に与える影響がポイントです。
レイタンスを「強度や水密性に影響を及ぼさない」とするのは誤りです。レイタンスは強度や水密性に悪影響を及ぼすため、打継目では硬化する前に取り除いてから次のコンクリートを打ちます。