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令和6年度(後期)2級土木施工管理技士 No.45を解説、騒音規制法

令和6年度(2024年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期)No.45は、騒音規制法上、特定建設作業の対象とならない建設機械を選ぶ問題です。4つのうち、対象とならないものを1つ選びます(その作業を開始した日に終わるものは除きます)。

この問題のポイント

騒音規制法の特定建設作業には、くい打機(ディーゼルハンマ)・さく岩機・バックホゥ(原動機の定格出力80kW以上)などが定められています。選択肢1の舗装版破砕機は、振動規制法の特定建設作業の対象で、騒音規制法の特定建設作業ではありません。これが正解です。舗装版破砕機を騒音規制法の対象と取り違えないかが問われます。

※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢1(騒音規制法の特定建設作業の対象とならない機械)

各選択肢の該否

建設機械騒音規制法の特定建設作業内容
1 舗装版破砕機対象とならない(正解)舗装版破砕機は振動規制法の対象で、騒音規制法の特定建設作業ではない
2 ディーゼルハンマ対象くい打機を使用する作業
3 バックホゥ対象原動機の定格出力80kW以上(低騒音型を除く)
4 さく岩機対象さく岩機を使用する作業

選択肢1のポイント(対象とならない機械)

騒音規制法の特定建設作業には、くい打機・びょう打機・さく岩機・空気圧縮機・コンクリートプラント(アスファルトプラント)・バックホゥ・トラクターショベル・ブルドーザを使用する作業が定められています。舗装版破砕機は、この騒音規制法の特定建設作業には含まれず、振動規制法の特定建設作業です。だから「騒音規制法の対象とならない機械」は選択肢1です。

他の3つは、騒音規制法の特定建設作業の対象です。ディーゼルハンマは、くい打機を使用する作業にあたります(選択肢2)。バックホゥは、原動機の定格出力が80kW以上のものが対象です(選択肢3・低騒音型は除く)。さく岩機を使用する作業も、騒音規制法の特定建設作業です(選択肢4)。

覚え方

  • 舗装版破砕機=騒音規制法の対象外(振動規制法の特定建設作業)
  • 騒音規制法の対象=くい打機・さく岩機・空気圧縮機・バックホゥ・ブルドーザなど
  • 舗装版破砕機・ブレーカ・鋼球による破壊は、振動規制法の特定建設作業

理解度チェック

問題:舗装版破砕機を使用する作業は、騒音規制法の特定建設作業の対象である。

〇か×か。

答え:×

舗装版破砕機は、振動規制法の特定建設作業の対象です。騒音規制法の特定建設作業ではありません。

問題:さく岩機を使用する作業は、騒音規制法の特定建設作業の対象である。

〇か×か。

答え:

さく岩機を使用する作業は、騒音規制法の特定建設作業の対象です。正しい記述です。

令和6年度(後期)2級土木施工管理技士 第一次検定 過去問解説 一覧へ

出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和6年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期・種別:土木) 問題」
  • 騒音規制法 施行令 別表第2(特定建設作業=くい打機・びょう打機・さく岩機・空気圧縮機・コンクリート/アスファルトプラント・バックホゥ・トラクターショベル・ブルドーザ)/舗装版破砕機・ブレーカは振動規制法の特定建設作業=環境省・東京都環境局

※ 問題文は転載していません。特定建設作業の対象は最新の騒音規制法施行令・振動規制法施行令(e-Gov法令検索)等で確認してください。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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