令和6年度(2024年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期)No.49は、公共工事で発注者が示す設計図書に関する問題です。4つのうち、設計図書に該当しないものを1つ選びます。No.48〜No.58は必須問題なので、全問解答します。
設計図書は、公共工事標準請負契約約款で、発注者が示す図面・仕様書・現場説明書・現場説明に対する質問回答書と定められ、工事数量総括表などの数量関係の書類もここに含まれます。選択肢3の実行予算書は、施工者(受注者)が施工計画にもとづいて自分で作る社内の書類で、発注者が示す設計図書には含まれません。これが該当しないもの、つまり正解です。
※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢3(設計図書に該当しないもの=実行予算書)
| 選択肢 | 設計図書 | 内容 |
|---|---|---|
| 1 設計図面 | ○ 該当する | 発注者が示す図面で、設計図書の中心となる書類 |
| 2 数量計算書 | ○ 該当する | 工事数量総括表・数量算出書などの数量関係書類として発注者が示す |
| 3 実行予算書 | × 該当しない | 施工者が施工計画にもとづき自分で作る社内書類で、発注者は示さない |
| 4 現場説明書 | ○ 該当する | 入札前に発注者が工事条件を説明する書類で、設計図書に含まれる |
設計図書は、発注者が入札や契約のときに施工者へ示す書類の総称です。図面・仕様書・現場説明書・現場説明に対する質問回答書がその中身で、工事数量総括表などの数量関係書類も発注者が示します。だから選択肢1の設計図面、選択肢2の数量計算書、選択肢4の現場説明書は、いずれも発注者が示す設計図書に含まれます。
これに対して選択肢3の実行予算書は、工事を請け負った施工者が、施工計画をもとにいくらの予算で工事をすれば適正な利益を出せるかを見積もる社内の書類です。発注者が示すものではなく、施工者が自分で作ります。したがって設計図書には該当せず、選択肢3が正解です。迷ったときは誰が作る書類かで切り分けると間違えません。
問題:実行予算書は、公共工事で発注者が示す設計図書に含まれる。
〇か×か。
答え:×
実行予算書は、施工者が施工計画にもとづいて自分で作る社内の書類です。発注者が示す設計図書には含まれません。
問題:設計図面や現場説明書は、発注者が示す設計図書に含まれる。
〇か×か。
答え:〇
図面・仕様書・現場説明書・現場説明に対する質問回答書は、いずれも発注者が示す設計図書です。数量関係の書類も含まれます。
出典・参考資料
※ 問題文は転載していません。設計図書の範囲は最新の公共工事標準請負契約約款・各発注機関の土木工事共通仕様書で確認してください。
※ この記事の確認日:2026年7月
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