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令和6年度(後期)2級土木施工管理技士 No.60を解説、建設機械の作業能力・作業効率

令和6年度(2024年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期)No.60は、土工作業に用いる建設機械の作業能力・作業効率に関する文章中の(あ)〜(え)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものを選ぶ問題です。No.59〜No.66は基礎的な能力の必須問題なので、全問解答します。

この問題のポイント

建設機械の作業能力は、時間当たりの平均作業量で表します。組み合わせた一連の作業では、組み合わせた機械の中で最小の作業能力によって全体が決まります。だから、あ=時間当たり、い=大きく、う=最小、え=作業場の広さとなり、選択肢3が正解です。

※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢3(あ=時間当たり・い=大きく・う=最小・え=作業場の広さ)

(あ)〜(え)の当てはめ

空欄文章当てはまる語
作業能力は、一群の機械の(あ)の平均作業量で表される時間当たり
ブルドーザの作業効率は、岩塊・玉石より砂の方が(い)なる大きく
組み合わせた一連の作業の作業能力は、機械の中で(う)の作業能力で決まる最小
作業効率は、気象条件、地形、(え)等の影響を受ける作業場の広さ

選択肢3が正解になる理由

建設機械の作業能力は、単独でも組み合わせでも、時間当たりの平均作業量で表します(あ=時間当たり)。ブルドーザの作業効率は、硬くて扱いにくい岩塊・玉石より、押しやすい砂の方が大きくなります(い=大きく)。

組み合わせた一連の作業では、いちばん能力の低い(最小の)機械が全体のペースを決めるので、作業能力は組み合わせた機械の中で最小の作業能力によって決まります(う=最小)。作業効率は、気象条件や地形のほか、作業場の広さ(狭いと機械が動きにくい)などの影響を受けます(え=作業場の広さ)。これらをすべて満たすのは選択肢3です。

覚え方

  • 建設機械の作業能力=時間当たりの平均作業量/組み合わせ作業は最小の作業能力で決まる(いちばん遅い機械が全体を決める)
  • ブルドーザの作業効率=砂>岩塊・玉石(砂の方が大きい)
  • 作業効率に影響=気象条件・地形・土質・作業場の広さ

理解度チェック

問題:組み合わせた一連の作業の作業能力は、組み合わせた機械の中で最小の作業能力によって決まる。

〇か×か。

答え:

いちばん能力の低い機械が全体のペースを決めるため、組み合わせた機械の中で最小の作業能力で決まります。

問題:建設機械の作業能力は、面積当たりの平均作業量で表される。

〇か×か。

答え:×

作業能力は時間当たりの平均作業量で表します。面積当たりではありません。

令和6年度(後期)2級土木施工管理技士 第一次検定 過去問解説 一覧へ

出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和6年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期・種別:土木) 問題」
  • 建設機械の作業能力・作業効率(作業能力=時間当たりの平均作業量/組合せ作業は最小の作業能力で決まる/作業効率は気象条件・地形・土質・作業場の広さで変わる)=道路土工・建設機械の作業能力

※ 問題文は転載していません。作業能力・作業効率の考え方は最新の道路土工要綱・建設機械関係の資料等で確認してください。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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