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令和6年度(前期)2級土木施工管理技士 No.48を解説、閉合トラバース測量の方位角

令和6年度(2024年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)No.48は、閉合トラバース測量の観測結果で、測線ABの方位角が182°49′30″のときの測線BCの方位角を求める問題です。4つのうち、適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

次の測線の方位角は、前の測線の方位角に測点の観測角を足して180°を引くと求められます。測線BCの方位角は、測線ABの方位角182°49′30″に測点Bの観測角100°05′34″を足して180°を引いた値です。計算すると102°55′04″になり、選択肢3が適当です。足す観測角の測点と、180°の引き算を取り違えないことが要点です。

適当なのは選択肢3です。

※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢3(測線BCの方位角=102°55′04″)

観測角と計算

測点観測角
A115°55′38″
B100°05′34″
C112°34′39″
D108°44′25″
E102°39′44″

計算に使う公式は次のとおりです。

次の測線の方位角=前の測線の方位角+測点の観測角−180°(結果が360°を超えたら−360°、負なら+360°で調整)

選択肢3のポイント(測線BCの方位角)

測線BCの方位角は、測線ABの方位角に測点Bの観測角100°05′34″を足して180°を引きます

順に計算すると、182°49′30″+100°05′34″=282°55′04″、そこから180°を引いて102°55′04″です。これが選択肢3に当たります。足すのは測点Bの観測角で、測点AやCの観測角ではありません。180°を引く操作を忘れると値がずれます。

覚え方

  • 次の測線の方位角=前の測線の方位角+その測点の観測角−180°
  • 秒→分→度の順にくり上げる(60秒=1分、60分=1度)
  • 360°を超えたら−360°、負になったら+360°で0°〜360°に収める

理解度チェック

問題:測線ABの方位角が182°49′30″、測点Bの観測角が100°05′34″のとき、測線BCの方位角はいくらか。

答え:102°55′04″

182°49′30″+100°05′34″−180°=102°55′04″です。

問題:次の測線の方位角を求めるとき、足すのは前の測点の観測角である。

〇か×か。

答え:×

足すのは、その次の測線が出る測点の観測角です。測線BCなら測点Bの観測角を使います。

令和6年度(前期)2級土木施工管理技士 第一次検定 過去問解説 一覧へ

出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和6年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期・種別:土木) 問題」
  • トラバース測量(多角測量)の方位角の計算=次の測線の方位角は前の測線の方位角に測点の観測角を加えて180°を引く(360°を超えたら−360°、負なら+360°)

※ 問題文は転載していません。計算の考え方は測量の基準・教材で確認してください。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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