ゼロから学ぶ土木施工管理

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令和6年度(前期)2級土木施工管理技士 No.55を解説、x-R管理図

令和6年度(2024年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)No.55は、x-R管理図の作成にあたり、データシートのA〜D組で、平均値xと範囲Rの値が両方とも正しい組を選ぶ問題です。4つのうち、正しい組を1つ選びます。

この問題のポイント

平均値xは測定値を全部足して個数で割った値、範囲Rは測定値の最大から最小を引いた値です。この2つを計算して、データシートに書かれたxとRが両方とも合う組を選びます。組Dは、xが(22+22+25)÷3=23、Rが25−22=3で、両方とも合うので、選択肢4が正しい組です。

正しい組は選択肢4(D)です。

※ 問題文とデータシートは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢4(組Dはxもrも正しい)

xとRの計算(公式)

平均値x=(X1+X2+X3)÷3範囲R=測定値の最大−最小

各組の検算

測定値(X1・X2・X3)計算したx/Rデータシートのx/R判定
A20・17・17x=18/R=3x=18/R=4Rが違う(3が正しい)
B18・21・24x=21/R=6x=24/R=3x・Rとも違う
C18・20・19x=19/R=2x=18/R=1x・Rとも違う
D22・22・25x=23/R=3x=23/R=3両方とも正しい(正解)

選択肢4のポイント(組D)

組Dの測定値は22・22・25です。平均値xは(22+22+25)÷3=23、範囲Rは25−22=3です。データシートのx=23、R=3と両方とも合うので、組Dが正しい組です。

組Aは範囲Rが20−17=3なのにデータシートが4、組Bは平均値xが21なのにデータシートが24、組Cは平均値xが19なのにデータシートが18で、それぞれ計算と合いません。x=平均値、R=最大−最小を計算して照合すると押さえます。両方とも合うのは組Dです。

覚え方

  • 平均値x=測定値の合計÷個数/範囲R=最大−最小
  • xとRを両方計算して、データシートの値と両方合う組を選ぶ
  • 片方だけ合っても不正解(xとRの両方を照合する)

理解度チェック

問題:測定値が22・22・25のとき、平均値xと範囲Rはいくらか。

答え:x=23、R=3

x=(22+22+25)÷3=23、R=25−22=3です。

問題:範囲Rは、測定値の平均値のことである。

〇か×か。

答え:×

範囲Rは測定値の最大から最小を引いた値です。平均値はxです。

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出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和6年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期・種別:土木) 問題」
  • x-R管理図(平均値x=測定値の合計÷個数/範囲R=測定値の最大−最小):品質管理の基本にもとづく

※ 問題文・データシートは転載していません。計算の考え方は品質管理の教材で確認してください。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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