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令和7年度 2級土木施工管理技士 No.63を解説、足場の作業床の安全数値

令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)No.63は、高さ2m以上の足場の作業床の安全に関する数値の組合せを選ぶ問題です。4つの組合せのうち、正しいものを1つ選びます。

この問題のポイント

高さ2m以上の足場の作業床には、労働安全衛生規則で数値の基準が決まっています。床材を支える物の数、作業床の幅、床材の隙間、幅木の高さの4つです。

引っかかりやすいのは、幅や幅木の数値を下げた記述です。作業床の幅は40cm以上、幅木の高さは10cm以上で、30cmや5cmは誤りです。

※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢1(2・40cm・3cm・10cm)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
1○(正しい)支持物2以上・幅40cm以上・隙間3cm以下・幅木10cm以上で、すべて基準どおり
2×(誤り)支持物は2以上、幅は40cm以上、隙間は3cm以下。3・30・5は誤り
3×(誤り)支持物は2以上、幅木は10cm以上。3・5は誤り
4×(誤り)幅は40cm以上、隙間は3cm以下、幅木は10cm以上。30・5・5は誤り

選択肢1のポイント(正しい数値)

高さ2m以上の足場の作業床には、労働安全衛生規則第563条で次の数値が決まっています。

項目基準
床材を支持する物の数2以上
作業床の幅40cm以上
床材間の隙間3cm以下
幅木の高さ10cm以上

とくに、作業床の幅40cm以上を30cmに、幅木の高さ10cm以上を5cmに下げた誤りがよく出ます。選択肢1は、4つの数値がすべて基準どおりです。

覚え方

  • 高さ2m以上の足場=支持物2以上・幅40cm以上・隙間3cm以下・幅木10cm以上
  • 作業床の幅は40cm以上(30cmではない)
  • 床材間の隙間は3cm以下、幅木の高さは10cm以上
  • 数値を小さめ・大きめにずらした組合せが引っかけ

理解度チェック

問題:高さ2m以上の足場の作業床の幅は、30cm以上とする。

〇か×か。

答え:×

作業床の幅は40cm以上です。30cmは誤りです。

問題:高さ2m以上の足場の作業床では、床材間の隙間を3cm以下とする。

〇か×か。

答え:

床材間の隙間は3cm以下です。床材は2以上の支持物に取り付け、幅は40cm以上とします。

令和7年度 2級土木施工管理技士 第一次検定(前期)過去問解説 一覧へ

出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期) 問題」
  • 労働安全衛生規則 第563条(作業床):作業床の幅40cm以上・床材間の隙間3cm以下・床材は2以上の支持物・幅木10cm以上:e-Gov法令検索

※ 問題文・数値は転載していません。数値は最新の法令で確認してください。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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