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令和8年度 2級土木施工管理技士 No.4を解説、シーソーのつり合いと力のモーメント

令和8年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)No.4は、シーソーが釣り合うときの作用点の荷重 P1 を求める問題です。4つの値のうち、正しいものを1つ選びます。

この問題のポイント

シーソーが釣り合うのは、支点を中心に左右を回そうとする力のはたらき(モーメント)がつり合うときです。モーメントは、力の大きさに支点からの距離(腕の長さ)をかけて求めます。

だから、遠くにかかる小さい力と、近くにかかる大きい力が釣り合うことがあります。力の大きさだけを見て、距離を忘れると答えを外します。図の距離と反対側の荷重を使って計算すると、P1=20kN になります。

※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢2(P1=20kN)

モーメントのつり合いで解く

シーソーのつり合いは、支点まわりで左回りに回そうとするモーメントと、右回りに回そうとするモーメントが等しいことです。

それぞれのモーメントは、荷重×支点からの距離で求めます。モーメント=力×腕の長さなので、距離を無視して力だけを比べてはいけません。図に示された距離と反対側の荷重を代入して解くと、作用点の荷重は P1=20kN になります。

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
1 P1=15kN×(誤り)モーメントのつり合いで求めた20kNと異なる
2 P1=20kN○(正しい)支点まわりのモーメントのつり合いから P1=20kN
3 P1=25kN×(誤り)20kNと異なる
4 P1=30kN×(誤り)20kNと異なる

覚え方

  • シーソーのつり合い=支点まわりのモーメントのつり合い
  • モーメント=力×腕の長さ(支点からの距離)。この問題の答えは P1=20kN
  • 左回りのモーメントの和=右回りのモーメントの和
  • 距離を忘れて力だけで比べると外す

理解度チェック

問題:シーソーのつり合いは、支点まわりの力のモーメント(力×腕の長さ)が左右で等しいときに成り立つ。

〇か×か。

答え:

支点を中心に回そうとするモーメントが左右で等しいとき釣り合います。モーメントは力×腕の長さで求めます。

問題:支点から遠い位置なら、小さい力でも大きなモーメントを生む。

〇か×か。

答え:

モーメントは力×腕の長さなので、腕(距離)が長いほど同じ力でもモーメントは大きくなります。

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出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和8年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期) 問題」
  • 力のモーメントとつり合い(モーメント=力×腕の長さ、支点まわりで左右がつり合う):構造力学の基本にもとづく

※ 問題文・図は転載していません。計算の考え方は構造力学の標準的な内容にもとづき、具体の数値は問題の図によります。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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