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令和8年度 2級土木施工管理技士 No.53を解説、足場の作業床(労働安全衛生法)

令和8年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期)No.53は、労働安全衛生法上、高さ2m以上の足場(つり足場を除く)に設ける作業床について、事業者が講じなければならない措置のうち、誤っているものを選ぶ問題です。

この問題のポイント

作業床の幅は40cm以上とします。選択肢2は30cm以上としていて、基準の数値が誤りです。労働安全衛生規則の作業床の基準に照らすと、幅は40cm以上が正しい値です。

床材と建地との隙間12cm未満、床材間の隙間3cm以下、幅木の高さ10cm以上は、いずれも基準のとおりで正しい記述です。誤っているのは幅の数値の選択肢2です。

※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢2(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
1 床材と建地との隙間は、原則として12cm未満とする正しい建地との隙間は12cm未満
2 作業床の幅は、30cm以上とする誤り(正解)幅は40cm以上で、30cmは正しい値と異なる
3 床材間の隙間は、3cm以下とする正しい床材間の隙間は3cm以下
4 物体の落下を防ぐ幅木の高さは、原則として10cm以上とする正しい幅木の高さは10cm以上

選択肢2のポイント(誤っている記述)

高さ2m以上の足場(つり足場を除く)に設ける作業床の幅は、40cm以上で、選択肢2の30cmは基準の値と異なります。作業する人が安全に動けるだけの幅を確保するため、40cm以上と定められています。数値だけを入れ替えた引っかけです。

ほかの3つは、床材と建地との隙間が12cm未満、床材間の隙間が3cm以下、幅木の高さが10cm以上で、いずれも基準のとおりです。作業床は「幅40・床材間3・建地12・幅木10」と数字をセットで覚えます。

覚え方

  • 作業床の幅=40cm以上(30cmではない)
  • 床材間の隙間=3cm以下、床材と建地との隙間=12cm未満
  • 幅木の高さ=10cm以上(物体の落下防止)
  • 誤りは数値のすり替えが多い。幅の「40」を確実に押さえる

理解度チェック

問題:高さ2m以上の足場に設ける作業床の幅は、30cm以上とする。

〇か×か。

答え:×

作業床の幅は40cm以上です。30cmは基準の値と異なります。

問題:作業床の床材間の隙間は、3cm以下とする。

〇か×か。

答え:

床材間の隙間は3cm以下で、正しい記述です。

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出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和8年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(前期) 問題」
  • 労働安全衛生規則 第563条(作業床の幅40cm以上・床材間の隙間3cm以下・床材と建地との隙間12cm未満):e-Gov法令検索にもとづく

※ 問題文は転載していません。条文の内容は最新の法令で確認してください。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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