ゼロから学ぶ土木施工管理

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令和7年度(後期)2級土木施工管理技士 No.4を解説、力のモーメント

令和7年度(2025年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期)No.4は、点Oのまわりに矢印の向きで力P₁、P₂が作用するとき、点Oに対する力のモーメントMoを求める問題です。時計まわりを正、反時計まわりを負とします。

この問題のポイント

力のモーメントは、力の大きさに、点Oから力の作用線までの腕の長さを掛けて求めます。点Oまわりでは、それぞれの力のモーメントを符号(時計まわりを正、反時計まわりを負)付きで足し合わせます。

P₁とP₂それぞれのモーメントを図の値から計算して符号付きで合計すると、Mo=5kN・mとなり、選択肢4があてはまります。

※ 問題文・図そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢4(Mo=5kN・m)

力のモーメントの考え方

力のモーメント=力の大きさ × 点Oから作用線までの腕の長さです。点Oまわりの合モーメントは、各力のモーメントを符号(時計まわりを正、反時計まわりを負)付きで足し合わせて求めます。

この問題では、力P₁のモーメントと力P₂のモーメントを、それぞれ図に示された大きさと腕の長さから計算し、向き(時計まわり・反時計まわり)に応じた符号をつけて合計します。その結果がMo=5kN・mで、選択肢4が正解です。腕の長さは点Oから力の作用線までの垂直距離をとる点に注意します。

覚え方

  • モーメント=力 × 腕の長さ(点Oから作用線までの垂直距離)
  • 合モーメント=各力のモーメントを符号付きで合計
  • 符号は時計まわりが正、反時計まわりが負(この問題の約束)
  • 腕の長さは、力の作用線までの垂直距離をとる

理解度チェック

問題:力のモーメントは、力の大きさに点Oから作用線までの腕の長さを掛けて求める。

〇か×か。

答え:

モーメント=力×腕の長さです。腕の長さは作用線までの垂直距離をとります。

問題:点Oまわりの合モーメントは、各力のモーメントを符号を考えずに合計する。

〇か×か。

答え:×

時計まわりを正、反時計まわりを負として、符号付きで合計します。

令和7年度(後期)2級土木施工管理技士 第一次検定 過去問解説 一覧へ

出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期・種別:土木) 問題」
  • 力のモーメント(=力×腕の長さ、合モーメントは符号付きの和):構造力学の一般的知識にもとづく

※ 問題文・図は転載していません。数値は問題の図にもとづきます。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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