令和7年度(2025年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期)No.59は、建設機械の走行とコーン指数に関する穴埋めの問題です。文章中の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして、最も適当なものを1つ選びます。
建設機械が軟らかい地盤を走れるかは、地盤の硬さを表すコーン指数で決まります。接地圧が高い機械ほど、走行に必要なコーン指数は大きくなります。湿地ブルドーザ、普通ブルドーザ、ダンプトラックの順に接地圧が高くなり、必要なコーン指数も大きくなります。
文章は「(イ)より(ロ)が小さく、(イ)より(ハ)が大きい」という大小の関係と、こね返しで強度が下がる土の種類を問います。必要なコーン指数の小さい順(湿地ブルドーザ→普通ブルドーザ→ダンプトラック)と、こね返しで強度が下がるのは粘性土であることが分かれば解けます。
※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢4(最も適当な組合せ)
| 選択肢 | 組合せ(イ・ロ・ハ・ニ) | 判定 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 1 | 湿地ブルドーザ・普通ブルドーザ・ダンプトラック・粘性土 | ×(誤り) | (ロ)普通ブルドーザは(イ)湿地ブルドーザより大きく、「小さい」に反する |
| 2 | ダンプトラック・湿地ブルドーザ・普通ブルドーザ・砂質土 | ×(誤り) | 大小関係が崩れ、(ニ)も砂質土で誤り |
| 3 | 普通ブルドーザ・ダンプトラック・湿地ブルドーザ・砂質土 | ×(誤り) | 大小関係が崩れ、(ニ)も砂質土で誤り |
| 4 | 普通ブルドーザ・湿地ブルドーザ・ダンプトラック・粘性土 | ○(正しい) | 湿地<普通<ダンプの大小と、こね返しの粘性土がそろう |
走行に必要なコーン指数は、湿地ブルドーザが300kN/m²以上、普通ブルドーザ(15t級)が500kN/m²以上、ダンプトラックが1,200kN/m²以上で、接地圧が高い機械ほど大きくなります。文章の(イ)を普通ブルドーザとすると、(ロ)湿地ブルドーザは普通ブルドーザより小さく、(ハ)ダンプトラックは普通ブルドーザより大きいとなり、大小の関係がそろいます。
(ニ)は粘性土です。粘性土は、建設機械の走行に伴うこね返しで土がかき乱されると強度が著しく低下し、走行できなくなることがあります。砂質土ではこの低下が起きにくいので、(ニ)は粘性土が正しくなります。以上から、(イ)普通ブルドーザ・(ロ)湿地ブルドーザ・(ハ)ダンプトラック・(ニ)粘性土の選択肢4が正解です。
この問題に出た機械と、走行に必要なコーン指数の大小は次のとおりです。接地圧が高い機械ほど、硬い地盤(大きいコーン指数)が必要です。
| 建設機械 | 接地圧 | 走行に必要なコーン指数 |
|---|---|---|
| 湿地ブルドーザ | 小さい | 300kN/m²以上 |
| 普通ブルドーザ(15t級) | 中くらい | 500kN/m²以上 |
| ダンプトラック | 大きい | 1,200kN/m²以上 |
問題:建設機械の走行に必要なコーン指数は、湿地ブルドーザより普通ブルドーザの方が大きい。
〇か×か。
答え:〇
接地圧が高い機械ほど必要なコーン指数は大きく、湿地ブルドーザ(300)より普通ブルドーザ(500)の方が大きくなります。
問題:建設機械の走行に伴うこね返しにより強度が著しく低下し、走行不能になることがあるのは砂質土である。
〇か×か。
答え:×
こね返しで強度が著しく低下するのは粘性土です。かき乱されると土のつながりが失われ、走行できなくなることがあります。
出典・参考資料
※ 問題文は転載していません。コーン指数の値と大小、こね返しの記述は上記で照合しています(この記事の確認日時点)。
※ この記事の確認日:2026年7月
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