ゼロから学ぶ土木施工管理

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令和7年度(後期)2級土木施工管理技士 No.44を解説、車両制限令(一般的制限値)

令和7年度(2025年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期)No.44は、車両の最高限度に関する問題です。4つの記述のうち、車両制限令上、誤っているものを1つ選びます。

この問題のポイント

車両制限令の一般的制限値を問う問題です。幅・高さ・長さ・軸重の4つの数値を確認します。誤りは1つだけです。

ポイントは長さです。車両の長さの最高限度は12mで、選択肢3の「15m」は誤りです。幅2.5m・高さ3.8m・軸重10tの3つは正しい値です。数値を1つだけ入れ替える引っかけです。

※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢3(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
1 車両の幅は2.5mである○(正しい)幅の最高限度は2.5m(車両制限令第3条)
2 車両の高さは3.8mである○(正しい)高さの最高限度は3.8m(指定道路は4.1m)
3 車両の長さは15mである×(誤り)長さの最高限度は12m。15mではない
4 車両の軸重は10tである○(正しい)軸重の最高限度は10t(輪荷重は5t)

選択肢3のポイント(誤っている記述)

車両制限令第3条は、車両の長さの最高限度を12mと定めています。選択肢3は「15m」としているので誤りです。長さ12mは、大型トラックやバスのおおよその上限にあたります。これを超える車両(トレーラなど)は、特殊車両として道路管理者の通行許可が必要です。

この問題は、正しい3つの数値(幅2.5m・高さ3.8m・軸重10t)にまぎれて、長さだけを12m→15mと大きくした引っかけです。数値そのものを覚えていないと、どれが入れ替わっているか見抜けません。

車両制限令の一般的制限値

車両制限令第3条の一般的制限値をまとめます。この値を超えると特殊車両の通行許可が要ります。

項目最高限度
2.5m
高さ3.8m(指定道路は4.1m)
長さ12m
総重量20t(高速自動車国道・指定道路は25t)
軸重10t
輪荷重5t
最小回転半径12m

この問題で誤りにされたのは長さです。長さは12mで、15mではありません。

覚え方

  • 車両の長さの最高限度は12m(15mではない)
  • 幅2.5m・高さ3.8m・長さ12mをセットで覚える
  • 重さは総重量20t・軸重10t・輪荷重5t(軸重は輪荷重の2倍)
  • 高さは指定道路で4.1m、総重量は高速・指定道路で25tまで緩和される
  • 限度を超える車両は特殊車両=道路管理者の通行許可が必要

理解度チェック

問題:車両制限令上、車両の長さの最高限度は15mである。

〇か×か。

答え:×

長さの最高限度は12mです。幅2.5m・高さ3.8mとセットで覚えます。

問題:車両制限令上、車両の軸重の最高限度は10tである。

〇か×か。

答え:

軸重の最高限度は10tです。輪荷重は5tで、軸重はその2倍と覚えます。

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出典・参考資料

  • 一般財団法人 全国建設研修センター「令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期) 問題」および公式正答
  • 車両制限令第3条(一般的制限値=幅2.5m・高さ3.8m・長さ12m・総重量20t(高速・指定道路25t)・軸重10t・輪荷重5t・最小回転半径12m):車両制限令(Wikipedia 車両制限令
  • 根拠法令:車両制限令(e-Gov 法令検索

※ 問題文は転載していません。数値は上記で照合しています(この記事の確認日時点の車両制限令)。最新の改正は公式でご確認ください。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

土木施工管理技士試験で過去に問われた用語・数値・施工手順を、官公庁の仕様書や日本道路協会の便覧に照らして整理しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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