令和7年度(2025年)2級土木施工管理技術検定 第一次検定(後期)No.63は、工事現場の墜落・落下防止措置に関する穴埋めの問題です。文章中の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして、労働安全衛生法上、正しいものを1つ選びます。
高さ2m以上の箇所で作業し、墜落のおそれがあるときは、足場を組み立てる等の方法で安全な作業床を設けます。組み立てるのが足場、そこにできる床が作業床です。この2つを逆にしないことが1つ目の分かれ目です。
もう1つは、足場の墜落防止設備です。足場の種類に応じて、手すり、中さん、幅木を取り付けます。囲いやあて板ではありません。足場・作業床・手すり・中さんの並びが正しい組合せになります。
※ 問題文そのものは、全国建設研修センターが公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢1(足場・作業床・手すり・中さん)
| 選択肢 | 組合せ(イ・ロ・ハ・ニ) | 判定 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 1 | 足場・作業床・手すり・中さん | ○(正しい) | 足場を組み立てて作業床を設け、手すり・中さん・幅木を取り付ける |
| 2 | 作業床・足場・囲い・中さん | ×(誤り) | (イ)(ロ)が逆で、(ハ)は手すり。囲いではない |
| 3 | 足場・作業床・手すり・あて板 | ×(誤り) | (ニ)は中さん。あて板ではない |
| 4 | 作業床・足場・囲い・あて板 | ×(誤り) | (イ)(ロ)が逆で、(ハ)(ニ)も合わない |
高さ2m以上の箇所で作業し墜落のおそれがあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けます(労働安全衛生規則第518条)。組み立てるものが足場、その上にできる作業する床が作業床です。選択肢2・4は、この足場と作業床を逆にしています。
足場を設けたら、足場の種類に応じて墜落防止の設備を付けます。取り付けるのは手すり、中さん、幅木です(労働安全衛生規則第563条)。囲いやあて板ではありません。したがって(イ)足場・(ロ)作業床・(ハ)手すり・(ニ)中さんがそろう選択肢1が正解です。
この問題に出た語句と、正しい対応は次のとおりです。足場と作業床、手すりと中さんをセットで押さえます。
| 語句(正しい) | 内容・根拠 |
|---|---|
| 足場(イ) | 高さ2m以上で墜落のおそれ→組み立てる(安衛則第518条) |
| 作業床(ロ) | 足場を組み立てる等の方法で設ける安全な床 |
| 手すり(ハ) | 足場の種類に応じた墜落防止設備(安衛則第563条) |
| 中さん(ニ) | 手すり・幅木とともに取り付ける |
問題:高さ2m以上の箇所で作業を行う場合に墜落のおそれがあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設ける。
〇か×か。
答え:〇
労働安全衛生規則第518条により、足場を組み立てる等の方法で作業床を設けます。組み立てるのが足場、その上の床が作業床です。
問題:足場の墜落防止設備として、足場の種類に応じて手すり・中さん・幅木を取り付ける。
〇か×か。
答え:〇
労働安全衛生規則第563条により、足場の種類に応じて手すり・中さん・幅木などを取り付けます。囲いやあて板ではありません。
出典・参考資料
※ 問題文は転載していません。墜落防止措置の語句は上記の規則で照合しています(この記事の確認日時点)。最新の改正は公式でご確認ください。
※ この記事の確認日:2026年7月
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